■パキスタン基本情報
1947年、英国領インドから分離して英国連邦内の自治領となり、1956年共和国となりました。パキスタンという国名の由来は、英国領インド時代にイスラム教徒が多く住んでいた州の名前(パンジャーブ州:Punjab、アフガン:Afghan、カシミール州:Kashmir、シンド州:Sind、バローチスタン州:Baloochistan)を綴って作られており、「清浄な国」を意味します。東はインド、北東は中華人民共和国、北西はアフガニスタン、西はイランと国境を接し、南はインド洋に面しています。パキスタンは世界遺産になっているモヘンジョ・ダロとクシャーナ朝時代に繁栄したタキシラ、ほかにインダス文明のハラッパーなど、有名な遺産を数多く有しており、また、ヒマラヤ山脈など、雄大な自然にも恵まれています。
国名 |
パキスタン・イスラム共和国 Islami Jumhuriya Pakistan(Islamic Republic of Pakistan) |
面積 |
約79万6000km2(日本の約2倍) |
人口 |
約1億6,000万人 |
首都 |
イスラマバード(Islamabad) |
民族 |
パンジャーブ人、シンド人、パシュトゥン人、バローチ人、カシミール人、、ムハージル(カラチを中心に居住する、独立時にインドから移住した人々およびその家族) 他 |
宗教 |
国教はイスラム。95%がムスリム(イスラム教徒)、残りはキリスト教徒、ヒンドゥー教徒、シク教徒、拝火教徒、土着の宗教など。 |
政体 |
連邦共和制(4つの州と連邦首都イスラマバード、連邦直轄地からなる) |
言語 |
国語/ウルドゥー語、公用語/英語、他各民族ごとの言語多数 |
通貨 |
パキスタンルピー(Rs) |
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